田中、また今月も台湾行って来るよ。Vol.1馬祖とタロイモシティー・台中の大甲

みなさんこんにちは!

台湾と日本をつなぐクリエイティブエイジェンシー「LIP」の田中です。

こちらのコーナーでは連載「田中、また今月も台湾行って来るよ。」と題して、必ず月に1~2回行く台湾に行くほど、大の台湾好きである僕田中が、台湾のどんなところに行き、何を見て、何を食べ、何を感じているのかを振り返りながら、新鮮な生の台湾情報をお届けします。

 

さて紀念すべき第1回目はちょっと前にさかのぼり10月のお話。

10月は台湾の中部に行ってきたよ。

 

馬祖とタロイモシティー・大甲(タイコウ)

大甲鎮瀾宮に参拝!

今日はその前編「馬祖とタロイモシティー・大甲(タイコウ)」をご案内。

聞いたことがない地名かもしれませんが、「大甲」は場所的に言うと、台中の北に在来線で1時間くらいの小さな街。住所は台中市。行き方は電車以外に台中駅から出ているバス(154系)を利用しても便利です。電車は本数が少ないでの注意が必要。

台湾中部の都市台中の大甲駅

駅はとってもシンプルな田舎の駅って感じでした。

僕と同じ駅で割と電車から降りる人も多いんだなーと思っていると、みんな同じ場所に向かっている!

向かう先は『大甲鎮瀾宮』という立派なお寺。駅から徒歩5分くらい。

台中の大甲鎮瀾宮の境内

台湾では「馬祖(マソ)」という神様が超人気なんだけどこの「馬祖」を祀った寺の中でも代表的なお寺はここ『大甲鎮瀾宮』で、このためにわざわざ大甲にやって来る人も多いんです。

大甲鎮瀾宮に参拝

参拝を地元の人に混じって線香を持ち、そつなくこなしてる風だけど、実は未だに見様見真似。

一度正式な台湾の参拝作法をレクチャーしてもらいたい!

今日は何か特別なお祭みたいで、お寺の外でも爆音爆竹を鳴らしながらパレード盛り上がってます。

面白そう!と思って外に出て見に行くと、灼熱の中、厚化粧させられている地元の若者(おそらく高校生)が僕たち愉快な観光客にめっちゃ愛想悪い顔を向けてくる。気持ちはわかるぜ!

台中の大甲鎮瀾宮

若者たちの不機嫌なパレード一方で、寺の前の広場で爺さんがなんやら紙を燃やして煙をモクモクさせ、なぜかバイクに向かって謎のダンスをしてる。

やっぱりさすがにこの暑さで爺さんの頭がとうとう…と心配してしばらく見ていると、おばさんがやって来て爺さんにお礼を言ってそのバイクで帰って行きました。そしてまたバイクに乗った人が爺さんを訪ねて来る。

どうやらバイカーの交通安全のための御祈願だった!
爺さん、めっちゃこの寺の重要人物やったんやないかい!ごめん!

 

大甲鎮瀾宮の周りをお散歩

さてさて、「台湾品質」プロデューサーらしく、この街のクリエイティブや文化的なお店もチェックしなきゃということで、街歩きをすることに。

台中の帆布グッズ店

大甲鎮瀾宮から歩いて数分のところに「帆布屋」さんを発見。

看板や外観も素敵な感じだったので、お店の中に入ってみることに。おばちゃん1人で営業している小さなお店でした。

バッグもカラフルで、サイズもいろいろ、筆箱やポーチなど小物もたくさん。しかもバッグひとつ1,200元前後(4,300円くらい)とリーズナブル。

台湾の帆布バッグと聞くと台南に有名ブランドやお店が多い印象だけど、ここ台中の大甲でも素敵な帆布ブランド見つけちゃいました!

◆ 一帆布包

住所:台中市台中市大甲區育德路41號
営業時間:9:00~19:00
ホームページ:http://www.ifft.com.tw/
FB:https://www.facebook.com/ifftbag

絶対に食べておきたい大甲グルメ

さぁ、お腹も空いて来たところで、大甲に来たらこれは絶対食べようのコーナーです!

まずはこのお店!

『大甲媽蚵仔麵線(タイコウマオーアーメンセン)』

麵線とはそうめんを鰹節の効いたダシでトロトロに煮込んだスープのこと。ここはカキ以外にエビやホルモンバージョンもあり、エビ好きの僕はエビ麵線をオーダー。(3品全部乗せメニュー65元もありますよ)

ニンニクの効いた鰹節スープに贅沢なプリプリの海老は、暑い日でも関係なく美味しい一品でした!

お昼ちょっと前にお店に入ったのでお店は少し空いていたけど、12時になった途端いつの間にか店内は人でいっぱいに。地元の人気店のようです。

◆ 大甲媽蚵仔麵線

住所:台中市大甲區蔣公路127號
営業時間:11:00~20:00

 

次に夜になると「蒋公路夜市」が開かれる通りを散歩していると「粉腸香腸」の文字を発見。

『康家阿嬤ㄟ粉腸(カンジャーアマーフェンチャン)』

台湾の腸詰(ソーセージ)にもいろいろ種類があります。「粉腸」とはサツマイモの粉が入った腸詰めの1種です。

そしてこのお店は半世紀も続く超人気の屋台で、色んなメディアのサインが屋台にびっしり書かれていました。

店員さんによれば、毎朝5時から仕込みをしているそうです。さらにサツマイモの粉の混ぜる配合もこのお店独自だとか。

ビニール袋にどっさり入れてもらって、爪楊枝でパクリ。あー、これは昼間ではなく、夜にビールと一緒に食べるものだと確信。

お店はも休日は早くからやっているけど、基本は夕方からなので注意しよう。

◆ 康家阿嬤ㄟ粉腸

住所:台中市大甲區蔣公路與育德路口
営業時間:月-金15:00-23:00、土日 11:00-23:30
FB:https://www.facebook.com/evoevo15/

 

さて次に向かうお店は、今回大甲にやって来た最大の目的と言っても過言ではない、タロイモスイーツの店。

日本人にとって芋ってご飯な感じだから、芋デザートって新鮮に感じませんか。

実は僕が初めて大甲を知ったのは、台中の逢甲夜市である屋台で飲んだ超美味しいタロイモココナッツミルクがきっかけ。そのお店の看板には「大甲芋頭城」の文字とちょっと微妙なキャラクターの「タロイモくん」。

それから僕はこのお店の本店にどうしても行きたくて、色々調べた結果その時、大甲はタロイモの有名な街だと知ったんです。

ついにやって来た本店!だけど円卓が一つある小さなお店でした。台中の逢甲夜市の店舗はいつもすごい人なんだけど、本店は意外にこじんまりとしたお店。。

メニューは店名のタロイモ城にふさわしく、タロイモメニューだらけ。

もちろん注文したのはあの「芋泥西米露汁(タロイモココナッツミルク)」。そしてあのときと同じタロイモくんの描かれたカップで登場!

ジュルッ!ペースト状になったタロイモとココナッツの甘みが最高のマッチングでもうほっぺた落ちちゃう至福の時なのでした。

◆ 大甲芋頭城

住所:台中市大甲區育德路68號
営業時間:10:00~18:00

 

賑やかな馬祖寺と、タロイモシティー「大甲」いかがしてたでしょうか。そしてここ大甲をそろそろ後にしようと、駅へ到着した時に事件発生!!続きは後編で…。

テキスト・写真:田中佑典

 

田中佑典ってこんな人

福井出身、東京在住。あだ名は天使。日本と台湾をつなぐカルチャーマガジン『LIP 離譜』編集長。 『台湾品質』プロデューサー。アジアにおける台湾の重要性に着目し、2011年から日本と台湾を行き来しながら、日台間での企画やプロデュース、執筆、クリエイティブサポートを行う。その他語学教室「カルチャーゴガク」主宰。著書に『LIP的台湾案内』(リトルモア)。