田中、また今月も台湾行って来るよ。Vol.4台中、ゴミシュランショップで最強に可愛いアイツと再会

突然ですが、僕が書く文章の中にはゴミシュランって言葉がよく出てきます。

「ゴミシュラン」とは
そう、「ゴミ」と「ミシュラン」をくっつけた造語。

※前回のVol.03 高雄編にも登場

 

昔から僕田中は台湾で素敵なデザイン雑貨も良いけれど、どこの馬の骨かもわからない、何に使えば良いかもわからない、だけどキッチュで可愛い台湾の雑貨が大好物です。いつも台湾の「ゴミシュラン」なお店に足を運び、そこで売ってる掘り出しものを買って帰り、台湾の友人には笑われ、日本に帰って色々な人に自慢をしています。

最近では、長年の布教活動(!?)の甲斐もあってか、その魅力をわかっていただける日本の皆さんも増え、一層台湾ゴミシュランへの愛情が増す今日この頃。

ということで、今回はおすすめする台中ゴミシュランショップを紹介。

 

ゴミシュランの聖地とも言うべきか『環保跳蚤屋』

まず1軒目は、台湾全国でチェーン展開をするリサイクルショップ『環保跳蚤屋』。

※「跳蚤」は中国語で、フリーマーケットなどの「フリー」の意味。

 

この台中工學店は台中に行った時には、よく行くお気にいりのお店。

ゴミシュランなお店のアルアルな姿として、入り口はダンボールでいっぱいというお約束があって、ここもダンボールがいっぱい。

では、さっそく中に入ってみましょうー!

メーロンって何だろう…。

一面に敷き詰められたゴミのお宝たち!

このお店の魅力は何と言っても商品量。一階から三階まで生活に密着した様々なゴミシュランなものが売ってます。

 

お茶碗もなんともレトロなお柄な良いよね。でも使う前は何回も洗わないとダメだね…(笑)

 

こちらも以前ノベルティーに使われたものとか、マジでどこで見つけてきたん? ってツッコミたくなるものがたくさん。このお店では、細かな商品は全てワイヤーにくっ付けられているので、近くにあるハサミ…いや違う、爪切りで欲しいものは自分で切ってカゴに入れます。

 

その他にも…、

年期の入りまくったマッサージ器具。150元

各年代ごとの台湾郵便局のマスコットの貯金箱 50元くらい

あ、そうそう。『環保跳蚤屋』でいつも僕が注目しているのはバッグ類。

学習塾のバックやどっかのお寺のありがたいお言葉の入ったリュックとかのお古があって、これをどう着こなすかって鏡を見ながら色々試したり、楽しい時間です。


以前買った台湾のどこかのプールのリュックは、僕の夏物リュックとして活躍中です。

 

このお店はいつ訪れても現地の老若男女でいっぱい。この日も子連れの家族や、カップルなどいでにぎわっていました。

いっぱいゴミシュランなものが買えて満足そうな田中。

 

待ち望んだ運命の再会は、名前もないゴミシュランショップで…

二軒目は、台中の中華夜市の近く、大城街というストリートにある、夜しか開かないゴミシュラン店。店名も定かではないお店が2軒隣あわせにあります。

残念ながらお店は写真がダメみたいで撮った写真は少ないですが、ジャンルとしては生活雑貨の量産品が多いです。でも、妙なアイテムなども混じっていますよ。


そしてこのお店の魅力はどの商品も他の生活雑貨店に比べかなり安いです。(田中調べ)

そして、色々な方から「是非譲って欲しい」や「買いたい」と問い合わせが多い? ブッタの光る人形とも久しぶりに再会! こいつ電源をつなぐとおでこから光を放って、回って、変なお経を唱えます。

こちらもいくつかゲットしました!

ちょっとここで告知ですが、そんな田中のセレクトするゴミシュランたちが一堂に会す『台湾ゴミシュラン展』を4月7日から4月末まで、東京蔵前の「台感」にて開催予定です。

 

ゴミシュラン。

ゴミシュランを通して僕が伝えたいことは、対人間でもそうだと思うけど、綺麗なもの美しいものだけではなく、歪みやクセ、人間臭さにこそ愛情が持てるんじゃないかなということ

きっと台湾にはそんな本来日本人が、クリエイティブとか洗練なデザインなどを追い求めすぎて忘れてしまっているものがいっぱいあって、このゴミシュランのお店やゴミシュランのアイテムにもそんなエキスがいっぱい詰まっていると思います。

是非台湾に行く際は、スタイリッシュで素敵なカフェや雑貨屋とかも良いけれど、ダンボールが散乱していて、ちょっとホコリかぶってるけど愛らしい「彼ら」に会いに来てほしいな。

以上台中ゴミシュランの旅でした!

テキスト、写真:田中佑典

 

田中佑典ってこんな人

福井出身、東京在住。あだ名は天使。日本と台湾をつなぐカルチャーマガジン『LIP 離譜』編集長。 『台湾品質』プロデューサー。アジアにおける台湾の重要性に着目し、2011年から日本と台湾を行き来しながら、日台間での企画やプロデュース、執筆、クリエイティブサポートを行う。その他語学教室「カルチャーゴガク」主宰。著書に『LIP的台湾案内』(リトルモア)。